2014年5月30日金曜日

倒木焼却! コツは?

由布川峡谷内の倒木の焼却をしてきましたよ。

燃やした倒木は3月末に伐った物。なので2ヶ月経ってます。

しかしね~、燃えんのです。

木は乾いてる・・・・、と、思う。

だけど燃えない、火がついてもすぐ消える・・・・。焼却は難しいのだ。

さて、以前にもやってみて、こりゃー手強いぞと思っていたので、緒先輩方から習う絶好の機会なのである。

倒木を伐って、片付けてあるのだけれど、それは無造作に積み上げられたもの。

長さも太さも置かれた方向も無統一。当然樹種も分けたりしてない。

根元近くの太い幹から、葉先の細い枝葉も関係無しに山と積まれてる。実はこれがやっかいなんですな。

以前は「木が乾けば簡単に燃えるだろ~」と思ってました。燃えないんです、そー簡単には。

無造作に積まれた山は、隙間があり過ぎるんですね。方向がまちまちに積まれた木は隙間だらけで、燃え難い。これ、今回学んだポイントです。

「焚き付けには竹を使え」これも今回身をもって実感しました。

前にもホーマンさんから「竹の方が木よりも火力がある」とは聞いてたけど、まさしくそうでした。

明らかに火力が違う。竹の方が高い温度で燃えるのを実感。

写真はエンジンブロワーで焚き付け中
さて、本日の学習内容は?
1)無造作に積まれた山に直接火を付けずに、面倒くさくても置き直す。まずは下に大きな幹を向きを同じにして置くのです。
2)その上で竹を使って焚き付けをする。
3)後は木の方向を統一して、火加減見ながらどんどん上から枝葉の木を乗せていく。
4)枝葉を多く乗せると隙間だらけになるので、上から潰す目的で重い木を乗せる。
5)また枝葉の木を投入
6)重い木を乗せる。
竹は沢山あった方が便利ですね。火力が弱くなったら竹を投入すれば良いんです。
でもどんなに竹に火力があっても、隙間だらけだと無駄に燃えるだけなので、隙間は極力無い様に置かねばなりませぬ。
 それともう一つ、岩陰で燃やすより、平たい場所の方が燃える。

多分空気の流入量が大きくなるって事だと思うけど・・・。

峡谷内で素晴らしい光芒が見れました!!
煙のお陰ですね。

そうか~、煙があると光芒がはっきりくっきり見れるのね。

ツアー中に煙状のモノが出せれば、光芒がもっとはっきり見れるって事だね。

何か名案があったら教えてくだせー。

倒木の焼却は由布川渓谷観光協会が主体となって、由布市にご協力をいただきました。

ありがとうございました。