この区間に、お一人様・川旅、リバートリップを敢行。
それはずっと埋まらなかった空白の地図を埋める旅。
普段オッターでツアーをしている区間は熟知しているし、
http://kawazanryu.exblog.jp/16338502/
藤河内ダムの放水口から下流の道路沿いは当然毎回通って見ている
道路から見えなくなるさらに下流区間は増水時にカヤックでダウン
http://kawazanryu.exblog.jp/18305246/
なので、藤河内ダム取水・放水区間を埋めれば、
前から増水したらカヤックでダウンリバーに挑戦したい区間だった
梅雨に入ってもまとまった降雨の無い、
どんな川相か?
カヤック向きか?
キャニオニング向きか?
いったいどんなんだ?
下流の発電所から入渓、ダムを目指す。
入渓後すぐに砂防ダムがお出迎え、かわうそ
砂防ダムを巻いて登り立つと、荒野かよ!
もう一発アンダーパンチを貰う。
建築資材とかに使えないのかね…。
あっ、でもそれやって重機が頻繁に川に入ると川が濁るしな~…。
悩ましい。
気を取り直して上流に進むと、でっかい岩がゴロゴロ。
減水期だけだろうけどね…。
川の透明度は良いね!
ダム下とは言え、さすがだね。
魚影も沢山。
釣り師さんを前からたまに見掛けるけど、釣れそうな感じだ。
減水期なので見逃しちゃうけど、ドロップも豊富だなぁ。
ゴルジュになって険悪な落ち込みがあったら、
一部区間ゴルジュで逃げようがないけど、そこが逆に素敵なドロップやシュートやフォールを形成してて、一番楽しそうな川相をしてた!
増水の具合次第だけど、大部分はポーテージ出来そう。(カヤックにはこれがとっても重要だったりする)
まー、普通のカヤッカーは入らない場所だろうけどね。
もうだいぶ前から放置さてる川ゴミ。道路からみえてるんだよね。
オイルフェンスって高価なものなんだろうけど、流されても回収する気配無し。
これって、所有者の財産なはずだけど。どこの所有物?
オッターで回収して、回収費用を請求しちゃうぞ!
100mくらいの高度差の急斜面を持ち上げる必要があるけどね。
行程も半ばでイヤッホー!!と かわうそ叫ぶポイントに出会いました。
高さ6~7mのスラブ滝です。生身で滑っても、カヤックで滑っても気持ち良さそうだぜい。
水流のある右寄りを直登。
全体の中間あたりかな~。この滝。
何回も登ったり下りたり、遊べそうだけど、上流から来ても下流から来ても、どっちも遠いな・・・。
この区間、増水したらカヤックで下れるよ~。むふふふふ~。
ご馳走見つけました!
このグレードで5キロは結構長く感じるかもね。
挑戦者はいるか? クリークやるよ。
主要な部分を写真で紹介したけど、川の大半はあまり斜度が無い俺にとっては退屈な川でした。
人によって・水量によってグレードの感じ方は大きく変わるから、増水したらまったく別の川ですよ。
でもこの区間は、ダムで取水されてるので、水量は少ない状態がベースだよね。
今回のお一人様リバートリップで、空白だった区間が埋まりました。
私の川地図は完成です。観音滝から下流、藤河内渓谷をぬけて桑原川は本流の北川の合流まで繋がったんですよ。
いやー満足♪
装備は万全を期してロープも持ってったし、ハーネスにATCに何やかや、かなりの重量でした。
次回チャンスがあれば、カヤックでダウンリバーに挑戦するための下見としての意味合いも含めた川旅だったんだけど、途中は歩きばかりで大変だったけど、やっぱ地図がうまるこの満足感て何でしょう、格別ですね。
俺はお前の全部を知ってるんだぜ!的な(笑)
「俺の全てを見せるからお前の全てを見せろ!」って歌ったのはジュリーか(笑)
一人旅の時は川と会話してるな、ジュリーと同じように「お前の全部を見てやる!」ってね。
最後に時間を書いときましょうかね。
川部分を行動したのが3時間。ダムで上陸。道路を発電所まで折り返しで1時間15分。
の川旅でした。